帯広にあるパーソナルトレーニングジムJuntosの安藤です。
「筋トレしているのに、なぜか痩せない…」そんなお悩みを抱えていませんか?
多くのお客様がダイエットを目的にジムに通い始めたり、運動を始めたりしますが、体重が思うように減らないと「自分には向いていないのかも」と感じてしまうことがあります。しかし、筋トレを頑張っても痩せない原因は、必ずどこかにあります。そして、その原因を見つけて解決すれば、しっかり結果を出すことができます!
今回は、「筋トレしても痩せない理由」と「その解決策」について、詳しく解説していきます。効果的にダイエットを成功させたい方はぜひ参考にしてください。
筋トレしても痩せない3つの理由
1. 食事管理が不十分な場合の具体例と影響
筋トレをしているにもかかわらず、食事管理が不十分な場合、以下のようなケースがよく見られます。
• 「健康そう」な食事の落とし穴
サラダやフルーツを中心に食べる方が多いですが、ドレッシングやトッピングでカロリーを過剰摂取している可能性があります。また、フルーツには果糖が多く含まれ、摂りすぎると脂肪として蓄積されることも。
• タンパク質不足による筋肉量の低下
筋トレをしてもタンパク質の摂取量が不足していると、筋肉の修復や成長が妨げられます。筋肉が十分に成長しないと基礎代謝が上がらず、消費カロリーが増えません。これではダイエットの効果が感じられなくなります。
• 「カロリー制限しすぎ」のリスク
極端に食事量を減らすと、体はエネルギー不足を感じて基礎代謝を低下させます。その結果、少ない食事でも体脂肪を蓄えやすくなる「飢餓モード」に入ってしまい、痩せにくくなるのです。
筋トレをしても体重が減らない最も多い原因は、食事管理が十分でないことです。筋トレをすると筋肉が成長しやすくなるため、基礎代謝が上がります。しかし、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうと、脂肪が減らず、体重が減らないどころか増えることもあります。
また、「筋トレしたから」といって食べ過ぎてしまうケースもよく見られます。特に糖質や脂質の摂りすぎはダイエットの大敵です。
2. 有酸素運動が不足している
筋トレには筋肉を鍛え、基礎代謝を上げる効果がありますが、脂肪を直接燃焼する効果はそれほど高くありません。そのため、有酸素運動が不足すると、以下のような影響が出ることがあります。
• 脂肪が燃えにくい状態が続く
筋トレだけでは、体脂肪の減少スピードが緩やかになることが多いです。有酸素運動を加えることで、効率的に脂肪をエネルギーとして消費できるようになります。
• 心肺機能の強化が不十分
有酸素運動を行うことで心肺機能が強化され、日常的な消費カロリーが増える効果も期待できます。これが不足すると、全体的なカロリー消費量が低下しやすくなります。
3. 目標設定やトレーニング方法が適切でない
目標が曖昧だったり、トレーニング方法が間違っている場合、結果が出にくくなります。
• 目標の設定が具体的でない
「痩せたい」「健康になりたい」といった漠然とした目標ではモチベーションが続きません。「3ヶ月で体脂肪率を3%減らす」など、具体的な数値目標を設定することが重要です。
• トレーニングが単調で効果が薄い
同じ負荷や運動を繰り返すだけでは、体が慣れてしまい効果が減少します。負荷を徐々に上げたり、トレーニングメニューを変更することが必要です。
• フォームが間違っている
筋トレの効果を最大化するには、正しいフォームが欠かせません。フォームが崩れていると、狙った筋肉に負荷がかからず、トレーニングの効果が半減してしまいます。
4. 水分補給の重要性
十分な水分補給は、身体の代謝を促進し、脂肪燃焼を助けます。
水分が不足すると、代謝が低下し、脂肪の燃焼効率が下がります。また、水分は筋肉の働きをサポートし、トレーニングの効果を高めます。
日中を通じて、適切な水分を摂取し、体内の水分バランスを維持しましょう。これにより、代謝が向上し、効率的に痩せることができます。
5. その他の考慮すべき要素
十分な睡眠と休息は、筋肉の回復と代謝の維持に不可欠です。
睡眠不足はホルモンバランスを崩し、食欲を増加させることがあります。また、筋肉の回復が遅れ、トレーニングの効果が減少します。
質の高い睡眠を確保し、適切な休息を取ることでトレーニングの効果を最大限に出しましょう。具体的には毎晩7〜8時間の睡眠を目指し、リラックスできる環境を整えることが重要です。
解決策:痩せるための具体的なアプローチ
1. 食事管理を徹底する
•自分に合った摂取カロリーを知る
ダイエットの基本は、摂取カロリーを消費カロリーより少なくすることです。これを計算するには基礎代謝と日常活動による消費カロリーを把握する必要があります。当ジムでは、これを個別に計算し、お客様に最適な摂取カロリーを提案しています。
• 食事の質を向上させる
タンパク質は体重1kgあたり1.2~1.6gを目安に摂取するのがおすすめです。また、脂質は控えめにしつつ、炭水化物は運動の前後に摂取すると効果的です。
• 食事のタイミングを工夫する
筋トレ後30分以内にタンパク質と炭水化物を摂取すると、筋肉の回復が促進されます。また、夜遅くの食事を避け、寝る3時間前までに食事を済ませることで脂肪の蓄積を防げます。
2. 筋トレと有酸素運動を組み合わせる
• 筋トレ後に有酸素運動を行う理由
筋トレ後は糖質が消費されているため、脂肪がエネルギー源として使われやすい状態になっています。このタイミングで有酸素運動を行うと、効率よく脂肪が燃焼されます。
• 初心者向けの有酸素運動の例
• ウォーキング(30分程度)
• エアロバイク(20分~30分)
• 軽いジョギング(15分~20分)
• 中上級者向けのHIITトレーニング
高強度インターバルトレーニング(HIIT)は短時間で脂肪を燃焼するのに最適です。例えば、20秒間全力でエアロバイクを漕ぎ、その後10秒休む動作を繰り返します。これを5~10分行うだけでも効果的です。
3. 正しいフォームと負荷で筋トレを行う
• 正しいフォームの習得
フォームが崩れると、効果が得られないだけでなく、ケガの原因にもなります。当ジムでは、トレーナーが常にフォームをチェックし、効果的で安全なトレーニングをサポートしています。
• 漸進的な負荷の増加
同じ重さでトレーニングを続けると効果が頭打ちになります。2週間ごとに負荷を少しずつ増やすことで、筋肉に新たな刺激を与えられます。
• バリエーションを取り入れる
トレーニングメニューを定期的に変えることで、飽きを防ぎつつ、異なる筋肉を鍛えることができます。例えば、バーベルだけでなくダンベルやマシンを使うなどの工夫が効果的です。
さらに結果を出すためのメンタルケアと環境作り:モチベーションを維持する
ダイエットは短期間で終わるものではなく、継続が重要です。モチベーションを保つためには、次の方法が効果的です。
• 進捗を記録する:体重だけでなく、ウエストのサイズや写真での見た目の変化も記録しましょう。
• 小さな目標を設定する:3kg痩せる、1ヶ月間トレーニングを休まないなど、達成可能な目標を設定します。
• パートナーやトレーナーと共有する:目標や悩みを共有すると、一人で抱え込むストレスが軽減されます。
まとめ:正しい方法でダイエットを成功させよう
「筋トレしているのに痩せない…」という悩みには、必ず原因があります。
その原因を解決するために、次のポイントを意識してみてください。
1. 食事管理を見直す
2. 筋トレと有酸素運動を組み合わせる
3. 正しいフォームと負荷で筋トレを行う
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