「このつらい肩こり、どうにかならないか…」

帯広でデスクワークや長時間の運転をされている多くの方が、そう感じているのではないでしょうか。週に一度マッサージに通い、その場は楽になるものの、数日経てば元通り。そんな終わりの見えないループに、うんざりしていませんか?

こんにちは。帯広市のパーソナルトレーニングジムJuntosの安藤です。

もしあなたが、これまで様々な整体やマッサージを試しても肩こりが改善しなかったのなら、それはアプローチの方法が間違っているのかもしれません。実は、あなたが「凝っている」と感じる場所と、不調を引き起こしている「本当の原因」は、違う場所にあることがほとんどなのです。

この記事では、医療系国家資格である理学療法士の視点から、しつこい肩こりの根本原因と、その場しのぎではない「根治アプローチ」について、科学的根拠を交えながら徹底的に解説します。

なぜ、マッサージだけでは肩こりが「再発」するのか?

まず、最も重要な事実からお伝えします。マッサージや整体そのものが悪いわけではありません。疲労した筋肉をリラックスさせ、血流を促進する素晴らしい効果があります。

しかし、肩こりの根本改善という点においては、それだけでは不十分です。なぜなら、マッサージは「対症療法」だからです。

  • 対症療法: 現在現れている症状(痛み、張り)を緩和するためのアプローチ。
  • 根治療法: 症状を引き起こしている「原因」そのものを取り除くためのアプローチ。

つらい肩を揉んでもらうのは、火災報知器が鳴っているのに、警報音だけを止めているような状態です。火元(原因)がそのままなので、またすぐに警報(痛み)が鳴り始めます。

では、あなたの肩こりを引き起こしている「火元」とは、一体何なのでしょうか。

肩こりの「本当の犯人」は、張っている筋肉ではなく“弱っている”筋肉

多くの方が「肩が凝った」と感じる時、無意識に首から肩にかけての盛り上がった筋肉、**「僧帽筋(そうぼうきん)」**の上部を触るはずです。この筋肉は、確かに張っていて、押すと痛みを感じるでしょう。

しかし、僧帽筋は言わば**「被害者」**です。本当の犯人は他にいて、そのせいで僧帽筋が過剰に頑張らざるを得なくなり、悲鳴を上げているのです。

その犯人とは、機能不全に陥ったインナーマッスル、特に以下の二つの筋肉です。

  1. 菱形筋(りょうけいきん): 左右の肩甲骨を背骨に引き寄せる筋肉。
  2. 前鋸筋(ぜんきょきん): 肩甲骨を肋骨に安定させる、ボクサー筋とも呼ばれる筋肉。

なぜ、これらの筋肉が機能不全に陥るのか?

原因は、現代人、特にデスクワーカー特有の**「姿勢」**にあります。

パソコン作業やスマホ操作を長時間続けると、頭が前に出て、背中が丸まり、両肩が内側に入る**「巻き肩」・「猫背」**の姿勢になります。この姿勢では、背中側にある菱形筋は常に引き伸ばされ、胸の前側にある前鋸筋は縮こまってしまい、どちらも正しく働くことができません。

「働くべき筋肉」がサボっているため、その代わりを誰かが務めなければなりません。そこで過剰に働き始めるのが、被害者である僧帽筋なのです。重い頭と腕を、たった一人で支えようと常に緊張し続けるため、血行が悪化し、痛みや張りを生み出します。

つまり、肩こりを根本から改善するには、**張っている僧帽筋を揉むのではなく、サボっている菱形筋と前鋸筋を正しく目覚めさせ、肩甲骨を正しい位置に戻すアプローチ(姿勢改善)**が不可欠なのです。

科学的根拠(エビデンス)が示す、肩甲骨エクササイズの有効性

この考え方は、単なる経験則ではありません。理学療法やスポーツ医学の世界では、多くの臨床研究によってその有効性が証明されています。

例えば、「肩甲骨周囲筋のエクササイズが、首や肩周りの痛みにどう影響するか」を調査した研究は数多く存在します。それらの研究では、**菱形筋や前鋸筋を活性化させるエクササイズ(例:壁を使ったウォールスライド、チューブを使ったローイングなど)**を継続的に行うことで、慢性的な肩こりや首の痛みが有意に軽減した、という結果が一貫して報告されています。

これは、肩甲骨が正しい位置で安定し、スムーズに動くようになることで、僧帽筋にかかっていた過剰な負担が取り除かれるためです。まさに「根治療法」と言えるでしょう。

帯広で根本改善を目指すなら。理学療法士の専門知識 × ラクリスの先進技術

「原因は分かった。でも、どの筋肉をどう動かせばいいのか分からない」

「自己流でエクササイズをしたら、逆に痛めてしまいそうで怖い」

そう思われた方も多いのではないでしょうか。その通りです。どれだけ有効なエクササイズも、正しいフォームで行わなければ効果は半減し、怪我のリスクさえ伴います。

ここに、理学療法士が指導し、先進技術を導入する当ジムならではの価値があります。

「パーソナルトレーニングジムJuntos」の根本改善アプローチは、大きく分けて二つのステップで構成されます。それは**「緩める(リリース)」ことと、「目覚めさせる(活性化)」**ことです。

まず、長年の姿勢の癖でガチガチに固まってしまった筋肉(頑張りすぎ筋)を的確に緩める必要があります。そこで活躍するのが、道東・十勝エリア初導入の先進機器**「ラクリス」**です。特殊な電流で深層部の筋肉や筋膜に直接アプローチし、手技では届きにくい頑固な緊張を効率的に解放します。

そして、身体がニュートラルな状態に戻ったところで、次のステップに移ります。理学療法士の専門知識を総動員し、あなたの身体を評価して特定した「サボり筋」を、オーダーメイドのパーソナルトレーニングで的確に目覚めさせていくのです。

この**「ラクリスで的確に緩め、理学療法士が正しく鍛える」**という組み合わせこそが、私が提供できる最善のソリューションです。先進技術によってトレーニングの効果を最大限に引き出し、専門家によるトレーニングでその効果を身体に定着させる。この相乗効果により、自己流や他のジムでは到達できない、より早く、より本質的な身体の変化を実感していただけます。

まとめ

長年あなたを悩ませてきた肩こりは、結果であって原因ではありません。本当の原因は、姿勢の乱れによって引き起こされる「サボり筋」と「頑張りすぎ筋」のアンバランスにあります。

その場しのぎの対症療法から卒業し、ご自身の身体と向き合い、根本からの改善を目指しませんか?

もしあなたが帯広で本気で肩こりを改善したい正しい姿勢を手に入れたいとお考えなら、ぜひ一度「パーソナルトレーニングジムJuntos」の初回体験にお越しください。理学療法士という身体の専門家が、あなたの悩みに真摯に向き合います。